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技能教習「交差点の右折」のポイントは?

 

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右折は本当に奥が深い!


今回は右折についてお伝えしたいと思います。

右折とか左折と言う言葉、普段の生活では使いませんよね?単純に左折(左に曲がる)、右折(右に曲がる)です!(笑)

右折は左折以上に難しい?かもしれません。その「かもしれない」がとっても多いのが右折なんです。

以前、左折についてポイントをお伝えしました。

suibarads.hatenablog.com

右折する時の事故は、左折の3倍から4倍も多いとも言われています。

交差点の通行を正しく行うことによって自分の安全を含め、周りに交通に対しても安心感を与えることになるのです。

交差点右折の手順

右折の手順は左折と基本的には同じです。

進路変更(進む場所を横にずらす)→安全確認→右折 です。

 

①進路変更

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ミラーに映らない部分は目視で確認!

通行帯(車線)がない交差点では車道の中央側に、通行帯のある交差点では右折の通行帯に変更しなければなりません。左折と同様に進路変更する前に後方を確認し、約3秒前に進路変更の合図を出して、もう一度ミラーと目視(見えにくい部分を直接目を向けて確認する事)を確認した後、進路を変えてください。

※技能教習をしながらしっかり覚えていただきます。

特に、ミラーの死角に他の車がいないかを見落とさないようにしてください。 

②安全確認

安全確認ですが、信号機や対向車・歩行者を確認して安全であれば右折することができます。

信号については、左折同様青信号であれば右折できます。黄や赤の信号では停止線や交差点の直前で停止してください。しかし、青信号で交差点に進入してから信号機が変わった場合、交差点内で停止すると他の交通の迷惑となります。速やかに右折してください。

右折する場合対向直進車・左折車の進行を妨げてはいけません。先に交差点に進入したとしても同じです。

ですから左折と違い、対向車をよ~く確認しないといけません。対向車といっても一台だけではありません。普通車だけでなく大型車や二輪車・原付も走ってきます。

また、対向車の途切れ目ばかりをきにして横断歩行者に気が付かないケースもあるので注意が必要です。

そこで、大切なのは「かもしれない」なのです。例えば、対向車の影から原付や二輪車が直進してくるかもしれない。歩行者が横断歩道を渡ってくるかもしれない。というように見えないところや、人の動きを想像することが大切です。予測したことが実際に起こったら慌てず停止してください。

③交差点の右折

 右折の場合は対向車との距離、速度を見誤らないように注意。対向の直進、左折車に迷惑をかけない。右折先の横断歩道を渡っている(渡ろうとしている)歩行者にも注意。

これら全てに気を配り安全な速度(道路交通法では徐行と言います)で交差点の形状に合わせた曲がり方をするようにしましょう。

まとめ

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交差点は事故がいっぱい…

歩行者を含め、交差点を通行するもの全てがしっかりとルールを守れば事故は起こらないはずです。

しかし、実際は多くの事故が交差点で起きています。他の交通を見落とす認知ミス、他の交通との距離感を誤る判断ミス、わき見運転、漫然運転などが主な要因に考えられます。

運転者一人一人が運転に対する自覚と責任を持ちルールを守るとともに「安全」に対する心持が大切です。

 

 

 

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