皆さん、こんにちは~!
今回は「特徴的な事故と事故の悲惨さ」についてお話しますね。
皆さんは交通事故を起こしたいですか?起こしたくないですか?
聞くまでもなく、事故なんて起こしたくないですよね。誰もがそう思っているはずです。
ですが現実としては、毎日どこかで交通事故は起きています。
今回は、どういった事故が起きているのか?その原因は?事故を起こしたらどうなるのだろう?これらにポイントを絞って学んでいきましょう。
【目次】
特徴的な事故実態
交通事故の実態と傾向
早速、質問です!一年間で、全国で何人の人が交通事故で命を落としている知っていますか?
令和4年中の交通事故死者数は、なんと3,610人です。
3,610人の命を奪った交通事故は、本当に防ぐことは出来なかったのでしょうか?
スピードオーバーや一時不停止、居眠りや飲酒運転など様々な原因があります。
怖がらせるわけではないですが、我々が運転している自動車は凶器であることを忘れず、決して気を抜いてはいけません。
我々が歩いている時でも、居眠り運転の自動車が近づいてきているかもしれません。
交通事故の特徴から見ていきましょう。
・死者の割合は高齢者がとても多い
・事故の発生場所は交差点が最も多く、死亡事故も多発
・カーブは事故件数は多くないが、自防事故率が高い
・事故件数は昼間が多いが、夕方から夜間にかけて死亡事故が多い
交通事故の原因とパターン
交通事故にはパターンが存在します。交通事故になりやすい運転行動を知り、予防することで交通事故を避けることができます。
わき見運転
「脇見をしている時に、前の車が停止した。慌てて急ブレーキを踏んだが、間に合わず追突してしまいました…」我々は、見ていないものに対応はできませんよね。
交差点の通過
1.交差点を直進しようとした時に、対向車が強引に目の前を右折して行き、ドキッとしたことはないですか?
交差点は、乗り物、人が交差する場所です。それぞれのタイミングや考えで行動を開始してしまい、交通事故につながる事があります。
2.左折時は巻き込み事故が多く発生しています。四輪で左折する時、巻き込み事故に注意するのはもちろんですが、二輪を運転する時もすり抜け行為などを行ってはいけません。
3.右折時は、対向車線の右折車で、その陰から来る対向直進車が見えないことがあります。慎重に右折しましょう。
4.見通しの悪い交差点ではしっかり一時停止や徐行をして安全確認し、出会い頭の事故に注意しましょう。
5.優先道路を通行中、「優先道路を走っているから自分が最優先だ!」と気を抜いていると、脇道から突然出てきた車や子供に対応できなくなります。優先意識をなくし、「脇道から出てくるかもしれない…」と注意しましょう。
6.前車が急停止しても追突しないように、ゆとりを持った車間距離を維持し、速度にも気をつけましょう。
速度の出し過ぎ
速度が2倍になると、制動距離や遠心力は4倍になり、自然のチカラに負けて、自動車のコントロールができなくなることがあります。カーブなどは、手前で十分減速するなど安全速度に気をつけましょう。
無理な追い越し
無理な追い越しにより、正面衝突などの大事故も発生しています。時間に追われたり、イライラすることなくゆとりを持って走りましょう。
二輪車の露出性と傷害
二輪車は体が外部に晒されているため事故による被害が大きくなります。必ずヘルメットをかぶり、露出性の少ない服装で自身を守りましょう。
ヘルメットは乗車用のもので規格に合ったもの(JISマークやPS(C)マークの付いたもの)を被りましょう。
服装は長袖長ズボンで手袋もしましょう。
交通事故の悲惨さ
交通事故や違反を起こした運転者は、つぎの責任を負うことになります。
刑事上の責任・・・懲役、禁固、罰金など
行政上の責任・・・免許の取り消し、停止など
民事上の責任・・・損害賠償
その結果、相手や相手の家族だけでなく、自身の家族も経済的にも精神的にも大きな苦痛を負わせることになります。
交通事故で亡くなってしまう、これほど悲しい事はありません。亡くなった方、残された方、全ての人生が一変します。
人命尊重の精神
交通事故の多くは、運転者のちょっとした不注意や気のゆるみから起こっています。つまり、運転者である私たちの考え方や心掛けで防ぐことができます。「人命尊重」の精神を持ち、譲り合いと交通ルールを守る責任感を持ちましょう。慣れてきた頃が一番危ないとかよく言われますよね。慣れと過信は禁物です。
シートベルトの重要性
シートベルトの着用
交通事故で死傷した人の中でシートベルトをしていなかった人の致死率は、シートベルトをしていた人の10倍以上になります。運転者は自分が着用するのはもちろんのこと、同乗者にもさせなければなりません。
シートベルトは交通事故の時にだけ役に立つわけではなく、正しい運転姿勢を保つことにも一役かっています。
妊娠中の方でも正しく着用することで、交通事故の被害を減らすことができます。ただし、妊娠の状態は人によって違うので医師に確認をとるようにしましょう。
チャイルドシートの使用
チャイルドシートは、交通事故の被害軽減だけでなく子供が運転の邪魔をするのも防ぐことができます。特に6歳未満の幼児を乗せて運転するときは、発育の程度に合わせたチャイルドシートを使用しなければなりません。
まとめ
今回は交通事故のパターンや原因を見てきました。もちろん実際の事故はもっと複雑なのもあると思います。
ですが、根本は運転者の不注意から起きているものがほとんどです。事故が減るか、死亡者が減るか、は運転者一人一人にかかっています。
交通事故を起こさないことはもちろん、事故に巻き込まれないように、いつも注意して生活したいものですね!
新潟県公安委員会指定 水原自動車学校
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