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新潟県公安委員会指定『水原自動車学校』の社員ブログ。「一生に1回しかない教習所生活。楽しくなきゃおかしい!」そんな一言から始まった、有意義な教習所生活を応援するブログ。

自動車学校での試験って何があるの?【効果測定編】

効果測定という言葉、知ってますか?

皆さん、こんにちは~!

教習所で卒業するまでに「効果測定」という物があります。

あまり聞かない言葉ですよね。

いつどのタイミングで、どのような内容なのか?今回はこの「効果測定」についてお話ししましょう!

※お話のメインは『普通自動車一種免許』になります。

 

大まかな試験の種類

教習所のざっくりとした流れです。

①第一段階(技能と学科を勉強)

②修了検定&仮免許学科試験

③第二段階(技能と学科を勉強)

④卒業検定

⑤本免許学科試験※自動車学校卒業後、免許センターで受験

このような順序・タイミングでしたよね!

で、実は①と③の時にあるんですね、「効果測定」が!

 

効果測定とは?

効果測定とは、学科教習で勉強した内容がしっかり身についたかどうかを判定する「プチ試験」のようなものです。

自分が理解していなかった知識などを確認するようなイメージでしょうか。

実は、2回あるんですよね、効果測定

①仮免許試験前効果測定

第一段階の後半、ほとんどの学科教習を受講し終わったくらいのタイミングで受験します。
出題の範囲は、第一段階の学科教習で習った内容になります。
運転に関しての基本的な知識、主に法規や交通ルールに関する内容になります。

②卒業検定前効果測定

第二段階の後半、ほとんどの学科教習を受講し終わったくらいのタイミングで受験します。
出題の範囲は、第一段階も含めて教習所で勉強してきた全ての知識になります。

基本的な知識(法規や交通ルール)だけでなく、危険を予測する能力、マナーや慣習に関する知識など、多岐にわたります。

運転に関しての基本的な知識、主に法規やルール関する内容になります。

 

効果測定の合格点

①仮免許学科試験前効果測定

50問出題されます。通常は、そのうち45問以上の正答で合格になります。
ただし、教習所によってこの効果測定のやり方はさまざまです。

たとえば「効果測定は3回合格点とれたらOK」という教習所もあります。
このように厳しい方法をとる理由は『仮免許学科試験は、受験費用が必要。効果測定は原則として無料。だから、少しもで問題慣れしてもらうために効果測定の基準を厳しくしている』という事です。

実際に教習所の試験問題は、独特の言い回しがあり、少しでもたくさんの問題に触れることがとても重要です。
ですので、あえて効果測定の基準を上げることで、本番の仮免許学科試験を一発で合格しやすくするという狙いがあるのです。

②卒業検定前効果測定

95問出題されます。
文章問題が90問で90点分、危険予測の問題(図を見て解答する)が5問で10点分、合計で100点、このような配点になっています。

90点以上で合格になります。
ただし、この卒業検定前効果測定も教習所によっては複数回の受験が必要な場合があります。

たしかに、運転免許センターまで行って不合格になるとかなりヘコミますので(笑)、教習所にいるうちに問題慣れをする、分からない問題は聞いて解決する、とても合理的といえますね。

 

まとめ

学科教本から問題は出題されます。
「こんなルール、教本に書いてなかったよ!」なんてことはあり得ません(笑)

学科教習の時に、指導員が「はい、ここの文章はアンダーライン!」という文章などは、出題率が高かったり、単純に「知らないとヤバイ知識」だったりします。

学科教習の時間をしっかり聞く事で、その先に待ち受ける各種の試験を一発合格に近づけるのです!

また、教習所にいるうちに、問題に少しでも多く触れ、疑問があれば指導員に質問して解決しておきましょう。

小さな努力の積み重ね、これが合格への秘訣です!!

 

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