自動車学校・教習所に通いたい人を応援するブログ

新潟県公安委員会指定『水原自動車学校』の社員ブログ。「一生に1回しかない教習所生活。楽しくなきゃおかしい!」そんな一言から始まった、有意義な教習所生活を応援するブログ。

学科教習21 項目10「自動車の保守管理」

 

私、機械には弱いのです… 画像:写真AC

皆さんこんにちは!

今回は「自動車の保守管理」についてお話していきます。車を運転中、アクセルが戻らなくなったり、ブレーキが効かなくなったらどうしましょう。落ち着いて行動できますか?・・・難しいですよね"(-""-)"

そのようなことにならないように、自分の車をしっかりと点検できるようにしておきましょう。そして、不具合が見つかったときは、すぐに自動車修理店などに持っていき直してもらいましょう。

 

【目次】

 

自動車各部の保守と点検

走行に必要な装置の点検・手入れ

四輪車の場合

ウインドウガラス:ウインドウガラスの汚れは視界不良につながります。ガラスクリーナーなどできれいにしましょう。

ライト類やバッテリー:ライト類が点灯するか点検しましょう。レンズもきれいにふき取りましょう。バッテリーは電解液の量を見ましょう。

ワイパー:ワイパーブレードがしっかりとふき取ってくれるか確認しましょう。

ウインド・ウォッシャ液:液の量と、ウォッシャ液がかかる位置を確認しましょう。

 

二輪の場合

ライト類・バッテリー:四輪と同様の点検をしましょう。

各部の注油:チェーンなど金属のこすれ合う部分に油をさし、動きをよくしましょう。

チェーン:チェーンの中央部を押してみて、張り具合を確認しましょう。  

ナット・ボルトの締め付け:ナットやボルトがしっかりと閉まっているか確認しましょう。

 

携行品・工具などの点検および使用法

発炎筒や停止標示機材などが車に備わっているか、また非常時にすぐ使用できるか点検・確認することは運転者の義務です。また、スペアタイヤへの交換などもスムーズにできるように練習しておきましょう。

 

タイヤの交換方法など

タイヤ交換  画像:写真AC

パンクなどでタイヤを交換するときは、できるだけ駐車場など道路外で行いましょう。道路内で行うときは、道路の左端で交通の妨げにならない場所行いましょう。また、平らで硬い路面を選びましょう。

学科教習のときには、模型を使って実践しますので、お楽しみに!

タイヤの交換のしかた

①輪止めをする:交換するタイヤの対角のタイヤに輪止めをする。

②ホイールキャップを外す:ホイールキャップのないのもある。

③ナットを緩める:各ナットを少し緩める。

④車体をジャッキアップする:ジャッキアップポイントでジャッキアップする。

⑤ナットをはずしスペアタイヤと交換

⑥ナットを締める:対角線の順番でナットを締める。

 

タイヤチェーンの装着方法

タイヤチェーンを取り付けるときは、他の交通の妨げにならないように安全な場所で行いましょう。また、次のことに注意しましょう。

①タイヤのサイズに合ったものを使用する。

②駆動輪につける。

③表と裏を間違えないようにする。

④チェーンを取り付けたら、チェーンバンドをかける。

⑤しばらく走ってから、もう一度チェーンバンドの点検をする。

※色々なタイプのチェーンが販売されていますので、自動車用品店の店員さんに相談をして、自分の車に適したものを購入しましょう。

 

日常点検の方法

点検完了!安心ドライブ!! 画像:写真AC

日常点検の必要性と点検義務

使用者は、走行中の事故や故障を未然に防ぐため、使用状況に応じて行う日常点検や、決められた時期に行う定期点検を実施し、必要な整備をしなければなりません。

日常点検とは、使用者が自分自身の責任において行う点検で、走行距離や運行時の状態などから判断した適切な時期に行う点検です。

なお、タクシーなどの事業用の自動車やレンタカー、定められた自家用車を運行しようとする人は、一日一回、運行前にこの点検を行わなければなりません。

 

点検箇所と点検方法

日常点検では、おもに「運転席での点検」「エンジンルームの点検」「車の周りからの点検」があります。それぞれ何を点検すればよいか見て行きましょう。

運転席での点検

・ブレーキレバーペダルの踏みごたえやすき間。(二輪のブレーキレバーも同じ)

・パーキングブレーキレバーの引きしろ。

・エンジンが速やかに始動し、スムーズに回転するかどうか。

・ウインドウォッシャ液の噴射状態。

・ワイパーのふき取りの状態。

エンジンルームの点検

・ウインドウォッシャ液の量。

・ブレーキのリザーバタンクの液量。

・バッテリーの液量。

・ラジエータなどの冷却装置の水量。

・潤滑装置のエンジンオイルの量。

・ファンベルトの貼り具合や損傷。

車の周りからの点検

・灯火装置や方向指示器の点灯、点滅、汚れ、損傷。

・タイヤの空気圧。

・タイヤのきれつ、損傷。

・タイヤの異常な摩耗。

・タイヤの溝の深さ。

 

まとめ

車も日々使っていれば故障や部品の消耗をしていきます。そのせいでうまく作動しなかったり、危険場面に陥ることもあります。

自身の命を預ける車を運転するわけですので、適切な点検が必要です。

事故や故障を未然に防ぐことが、自分だけでなく周りの人々の安全・安心につながります。

 

新潟県公安委員会指定 水原自動車学校

フリーダイヤル:0120-62-0808

公式ホームページ:https://www.unten.co.jp/