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新潟県公安委員会指定『水原自動車学校』の社員ブログ。「一生に1回しかない教習所生活。楽しくなきゃおかしい!」そんな一言から始まった、有意義な教習所生活を応援するブログ。

教習番号15 項目4『死角と運転』①を早読み!

ミラーには映らない部分もあるんですよね 画像:写真AC

こんにちは!

今回から、仮免許をGETしたからこそ受講できる「第二段階(応用運転)」の学科が始まります!

仮免許試験、難しかったでしょうか?これからは楽しい路上教習の始まりです♪ でも、実際の道路での練習、当然、危険がいっぱいです。

教習所のコースでは体験できなかった、「未知との遭遇」が満載です!

特に実際の道路は、圧倒的に「死角」が多いです。

つまり「見えない部分」です。

一段階では知識として学びましたが、実際の道路での運転で活かす必要があります。

今回は、死角が原因で起こる交通事故例を挙げてお話しますね!

 

他車(他者)が作るの死角を知ること

教習時に「見えない部分、死角はどこですか?」と生徒さんに質問すると、「(自分が乗っている)斜め後ろとかは見えないです」と答えが返ってきます。正解です!みなさん、よく勉強してますよね。確かに、運転席の斜め後ろには、ミラーなどでは確認しにくい「死角」があります。

二段階になり路上教習に行くと、色々な場面に出くわします。

路上教習では「自車の構造像上の死角や、自分が見えない部分・死角」だけでなく「相手から見ることができない部分・死角」も意識することが大切です。

よくある危険な例を挙げますと…

お互いに見えていない!これは危険!

出典:

他車のつくる死角も意識しよう──死角の危険(その2) - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

大型車が交差点で止まって待っていることによって、その大型車の前後が死角になってしまいます。その死角には、お互いに見えていないですが、車両が存在する場合があります。

「大型車が止まっていて、対向車も見えないから、右折しよう!」

「自分は直進だし、バイクに乗っているから大型車の脇を直進できる!」

危ないですよね…。

見えない=何もいない、と、お互いが勘違いすると、事故になってしまいます。

車だけでなく建物や樹木など、色々なものが死角を作ります。

 

死角が理由の事故の原因

死角が理由となった事故の原因は、人的ミスが多いです。

つまり、運転者である自分自身の注意一つで、防げたかもしれない事故の可能性があります。

「大型車の後ろが見えないけど、何もこないだろう」

「見通しの悪い交差点だけど、夜も遅いし誰もこないだろう」

「見えない」部分にたいして、自分の都合の良い考えを当てはめてしまうと、事故を起こす可能性が一気に高くなります

 

自動車の構造上の死角

運転席に乗ると、自分の視野だけでは見えないところがあります。

これは車種や形によっても違うので、自分の自動車の死角をよく理解し、乗る前の確認、運転中の注意を怠ってはなりません。

自動車の死角、ミラーでは見えない部分の説明は、過去ブログをご参考に!

suibarads.hatenablog.com

 

駐車車両などがつくる死角

駐車車両と飛び出し、、こわ! 画像:写真AC

普段の生活のなかで、道の脇に自動車が停まっている場面、よく見ますよね。

もちろん、皆さんが自動車に乗って教習している時は、その駐車車両の横を通過していきます。

その時、どんなことに注意しますか?

「駐車車両の陰から人が出てくるかも」「駐車車両のドアが開くかも」「駐車車両が動き出すかも」

このような「予測」をしてから、通過していくのではないでしょうか?

とても大切な考え方ですよね!この考え方を実際の運転に反映するともっと効果的です。

「駐車車両の前から人が出てくるかも。少し減速して、ブレーキを構えて通過しよう」など、考え+具体的な準備をすることで、更に危険に備え、事故を起こさない運転ができるでしょう。

 

見通しの悪い交差点

左右が見えにくい、見通しの悪い交差点等でよく起こるのが「出会いがしら事故」です。

小学生の時、廊下の角を曲がったら人がいてぶつかった!なんて経験ないですか?

このような「出会いがしら事故」を防ぐためには、「見えないけど、何かくるかもしれない」と考えましょう。交差点の手前で減速や一時停止をし、さらに交差点への進入速度なども抑えて、いざと言う時の準備をして走行しましょう。

また、自車の先端を少しずつ交差点に進入させ、他の運転者や歩行者等に気付いてもらうのも有効ですよね!

 

まとめ

今回は「死角と運転」①ということで、死角が原因で起こる事故と対処法を書きました。

ですが、今回のお話しはほんの一部であり、実際はもっと複雑です。

大切なのは一人ひとりが「今回だけは大丈夫」「自分は事故らない」と思うことのないように心がけることです。

次回も「死角と運転」について、続きをお話ししますね!

では、また!

 

 

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