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新潟県公安委員会指定『水原自動車学校』の社員ブログ。「一生に1回しかない教習所生活。楽しくなきゃおかしい!」そんな一言から始まった、有意義な教習所生活を応援するブログ。

教習番号10 項目14『オートマチック車の運転』を早読み!

を早読み!

最近の新車販売の9割以上はAT車! 画像:写真AC

みなさんが頑張って取得を目指している、普通自動車の運転免許証。

教習中の人は知っていると思いますが、「AT限定免許」と言うものがあります。

当校の最近は、7割~8割以上の人が「普通自動車 AT限定免許」を教習しています。

※年代、地域で差があると思いますが。

教習の自動車も「AT車」を使って行います。

ここでは「AT車(オートマチック車)」について、お話しますね!


 オートマチック車の運転について

みなさんがプライベートで乗ったことがある普通自動車は、たぶん「AT車」だと思われます。タクシーだったり、ご家族の自動車だったり。

もしかしたら、車好きなご家族であればMT車に乗っているかもしれませんね!

というか、「MT車って何?え、そんな車見たことない!」と言う人もいるかもしれません…。(お父さん世代なら知っていると思いますが)

MT車については、ここでは触れませんが、詳しく知りたい人は

「AT車」と「MT車」は何が違うの?【車査定ならナビクル】

が見やすいのでご参考に!

現在の自動車販売の9割以上がAT車です。ですので自動車学校でも、その機能や注意事項について学科教習が設けられています。

AT車について知ろう

オートマチック車のシフトレバー 画像:写真AC


AT車の特徴は、スピードやパワーに合わせてギアを自動的に切り替える機能があることです。そのためMT車のように自分でギアチェンジする必要がありません。

MT車は、足と手の操作を同時に行いギアチェンジをしながら運転します。かなり大変!坂道での発進は冷や汗もの!

AT車の運転操作は、MT車に比べてかなり楽になりますが、AT車を理解し、正しい取り扱いをしないと、発進時の飛び出し事故などを起こすことがあります。

 

クリープ現象

 AT車で一番知ってていただきたいのが「クリープ現象」です。これと上手く付き合う事こそが大切です。

クリープ現象とは、エンジンをかけてチェンジレバーをPやN以外に入れたとき、

アクセルを踏まなくても(進め!と言わなくても)、

ブレーキを緩めただけで車が進んでしまう現象です。

アクセルを踏まなければ、のろのろ運転になります。ですので、狭くて人が多い道などでは、とても便利です。

ただし、停止中はブレーキをしっかりと踏んでいないと「いつの間にか、ちからが抜けて車が動いていた!」なんてことも…。

 

AT二輪車の運転

AT二輪車の代表はスクーターですね 画像:写真AC

二輪車の場合、急発進による転倒のリスクがあります。そのため、発進時はアクセルグリップを回した状態からリアブレーキを徐々に緩めて動き出すようにしましょう。

無段変速装置が採用されている二輪車で低速走行をするときは、アクセルグリップを回したまま後輪ブレーキで速度を調節しましょう。

 

AT車の事故の特徴

AT車のペダルは左ブレーキ、右アクセル 画像:写真AC

よく耳にする「コンビニに自動車が突っ込みました!!」と言うニュース、これらの事故のほとんどが普通車のAT車です。

アクセルとブレーキの踏み間違いか コンビニに車突っ込む 名古屋・中川区(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース

アクセル(進め!)と、

ブレーキ(遅くなれ!OR 止まれ!)

の二つのペダルだけなのに、踏み間違えて事故になる…。

AT車は、足元の操作がかなり簡単というメリットがありますが、相反する作用を持つペダルが隣り合わせなので…。

一つのミスが大きな事故につながってしまうという事も、忘れてはいけません。

 

まとめ

今回はAT車を運転するにあたってポイントをまとめました。

MT車に比べて操作量は減り、簡単に運転操作ができるメリットはありますが、簡単だからこその弊害や危険をしっかり理解し、注意と正しい操作が求められます。

ATの便利さ、また、弊害なども、教習でいっしょに学びましょう!

 

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