みなさんが頑張って取得を目指している、普通自動車の運転免許証。
教習中の人は知っていると思いますが、「AT限定免許」と言うものがあります。
当校の最近は、7割~8割以上の人が「普通自動車 AT限定免許」を教習しています。
※年代、地域で差があると思いますが。
教習の自動車も「AT車」を使って行います。
ここでは「AT車(オートマチック車)」について、お話しますね!
オートマチック車の運転について
みなさんがプライベートで乗ったことがある普通自動車は、たぶん「AT車」だと思われます。タクシーだったり、ご家族の自動車だったり。
もしかしたら、車好きなご家族であればMT車に乗っているかもしれませんね!
というか、「MT車って何?え、そんな車見たことない!」と言う人もいるかもしれません…。(お父さん世代なら知っていると思いますが)
MT車については、ここでは触れませんが、詳しく知りたい人は
が見やすいのでご参考に!
現在の自動車販売の9割以上がAT車です。ですので自動車学校でも、その機能や注意事項について学科教習が設けられています。
AT車について知ろう
AT車の特徴は、スピードやパワーに合わせてギアを自動的に切り替える機能があることです。そのためMT車のように自分でギアチェンジする必要がありません。
※MT車は、足と手の操作を同時に行いギアチェンジをしながら運転します。かなり大変!坂道での発進は冷や汗もの!
AT車の運転操作は、MT車に比べてかなり楽になりますが、AT車を理解し、正しい取り扱いをしないと、発進時の飛び出し事故などを起こすことがあります。
クリープ現象
AT車で一番知ってていただきたいのが「クリープ現象」です。これと上手く付き合う事こそが大切です。
クリープ現象とは、エンジンをかけてチェンジレバーをPやN以外に入れたとき、
アクセルを踏まなくても(進め!と言わなくても)、
ブレーキを緩めただけで車が進んでしまう現象です。
アクセルを踏まなければ、のろのろ運転になります。ですので、狭くて人が多い道などでは、とても便利です。
ただし、停止中はブレーキをしっかりと踏んでいないと「いつの間にか、ちからが抜けて車が動いていた!」なんてことも…。
AT二輪車の運転
二輪車の場合、急発進による転倒のリスクがあります。そのため、発進時はアクセルグリップを回した状態からリアブレーキを徐々に緩めて動き出すようにしましょう。
無段変速装置が採用されている二輪車で低速走行をするときは、アクセルグリップを回したまま後輪ブレーキで速度を調節しましょう。
AT車の事故の特徴
よく耳にする「コンビニに自動車が突っ込みました!!」と言うニュース、これらの事故のほとんどが普通車のAT車です。
アクセルとブレーキの踏み間違いか コンビニに車突っ込む 名古屋・中川区(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース
アクセル(進め!)と、
ブレーキ(遅くなれ!OR 止まれ!)
の二つのペダルだけなのに、踏み間違えて事故になる…。
AT車は、足元の操作がかなり簡単というメリットがありますが、相反する作用を持つペダルが隣り合わせなので…。
一つのミスが大きな事故につながってしまうという事も、忘れてはいけません。
まとめ
今回はAT車を運転するにあたってポイントをまとめました。
MT車に比べて操作量は減り、簡単に運転操作ができるメリットはありますが、簡単だからこその弊害や危険をしっかり理解し、注意と正しい操作が求められます。
ATの便利さ、また、弊害なども、教習でいっしょに学びましょう!
フリーダイヤル:0120-62-0808
公式ホームページ:https://www.unten.co.jp/