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教習番号9 項目12『行き違い』を早読み!

さー、こんな場面はどうしますか?

この学科、作るの忘れてました!(´;ω;`) 凄く短いので、見逃してしまって…てへ!

この「行き違い」の学科は、「追越し」と同時に勉強する事になっています。

ところで「行き違い」って、あまり聞きなれませんよね?

自動車が狭い道などで、「うぉ、けっこう対向車とすれすれになるかも…」なんて言う場面を「行き違い」と言います。

普段の生活では、狭い歩道や学校の廊下で、「向こうから来た人とギリギリすれ違う(≒行き違う)」と言う場面がイメージしやすいかと思います。

※辞書では、「行き違い」と「すれ違い」、使い方は違うそうです(;'∀')。道路交通法の中では「行き違い」という言葉を使っています。

前置きは長くなりましたが、今回は「行き違い」についてお話します!

【目次】

 

側方間隔の保持

対向車と行き違うときは、安全な間隔を保つことが必要です。

また、歩行者や自転車と行き違うときにも、同じく安全な間隔を保つ必要があります。

ここで「安全な間隔をあける事は大切だけど、どれくらいの距離が安全なの?」と、よく生徒さんから質問があります。

実際、色々な場面がありますよね?例えば、行き違う相手が…

・ダンプカー

・楽しそうに歩く数人の子供

・自転車に乗った高齢者

などなど、その時々で「危険の度合い」が違います。

つまり、「安全な間隔」とは明確な数字で表すことが非常に難しいわけです。

・ダンプカー、積荷の土が落ちてくるかも…

・子供と行き違う時に、飛び出してくるかも…

・自転車と行き違う時に、ふらっとするかも…

に備えた、間隔をあける事が重要です。

また、行き違う時の側方間隔も大切ですが、速度も安全に行き違うためには、気を付ける必要がありますよね。

 

 

障害物があるときの避譲(ひじょう)

このような場面で対向車が来たらどうします?

「避譲(ひじょう)」。この言葉が載っていない辞書もあるという噂が(;^_^A。

読んで字のごとく「避(よ)けて、譲(ゆず)る」、という意味ですね。

もし、写真のような場面で対向車が来た時は、みなさんは、障害物(駐車車両や電信柱など)の手前で、一時停止か減速をして、対向車に道を譲る必要があります。

反対から来る運転手さんの気持ちになれば、自ずと対処方法が見えてくると思います。

 

間違いやすい問題(〇✖問題)

問題:前方の駐車車両を避けて進行しようとした時に、対向車が近づいてきた。その対向車よりも先に駐車車両を避けるために、急加速をして進行した。

答え:✖

解説:前方に障害物(駐車車両など)がある場合は、一時停止か減速をして、対向車に道をゆずらなければいけません。

 

 

まとめ

非常に短い学科内容ですが、「行き違い」は運転の場面において、とても難しいです。

行き違う相手は何なのか?自動車?自転車?年齢は?

自分が運転している速度、側方間隔は十分か?

など、たくさんの情報から正確な判断が必要になります。

一番の安全は「狭めの道は通らない!」、「駐車車両がある道には行かない!」これに限ります!! 現実は無理ですけど…。

 

 

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