普通免許を取得するために教習所に入校すると、様々な授業があります。大きく分けると「学科教習」と「技能教習」です。今回は「学科教習」の教程番号1「運転者の心得」について、ざっくりとご説明します。
学科教程1「運転者の心得」をまとめてみよう!
教習所に入校して一番初めに聞く授業が、学科の教程1になります。この学科を受講しないと、以降の学科や技能が一切受講できません。それくらい大切な学科教習になります。ではポイントをざっくりとご説明しましょう。
人命尊重
自動車の運転は楽しくて便利ですね。でも、あの早いスピードで人とぶつかったらどうなるでしょうか?毎日毎日、交通事故のニュースがたくさん流れてきます。身近な人が交通事故にあった事がある人以外、けっこう「他人事」になっていると思います。「自分は関係ない」「交通事故なんて気を付ければあわない」と。ですが現実としては、多くの人が毎年交通事故で亡くなってますし、怪我をされた人も数えきれません。これからは「自分が運転をする」と言う事を考えると、「自動車の運転は便利で楽しいけど、油断をしたら大変な事になる。人の命を奪うかもしれない」と言うことを、十分自覚する必要があります。
人命尊重。命があってこそです。これは自分だけでなく、周りのすべての人の命の重みを再認識する事、これが運転者の心得の一つです。
常日頃から「おもいやり」「ゆずりあい」の気持ちを持つことが、交通事故を防ぎます。
ルールの順守
交通事故を起こすと
・刑事責任 懲役、禁錮、罰金
・行政責任 運転免許の停止や取り消し
・民事責任 損害賠償
これらの責任を負わないとなりません。
事故が起きてから後悔しても遅いです。また、ルールを守ることを前提に運転免許を受けることが出来ます。自分ルールで運転?危ないですよね。今までは、徒歩や自転車で、なんとなく移動してきましたが、これからはそうはいきません。
一定のルールを理解し、それをしっかりと守り実行する事、それが交通事故を起こさないために必要な心得です。
交通社会人として、ルールを守るというのは最低限のことです。
間違いやすい問題(〇✖問題)
問題:運転者は同乗者に対して、シートベルトを装着させなければならない。
答え:〇
同乗者の安全確保に対する責任は運転者にあります。同乗者がシートベルトをしない場合は、運転手が罰っせられます。
まとめ
自動車は大変便利な道具ですが、一歩間違うと自分や他人の人生を狂わす凶器となることを忘れないでください。大切な家族、友人などの為にも、安全運転ができる運転者を目指しましょう。
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