技能教習第一段階の最難関…「狭路の通行」について、お話ししましょう!ぶっちゃけ、この時間の教習はとても延長教習になりやすい授業です。「運転も初めてなのに、大きい車でこんな狭い道を通るの?」って皆さんビビります(笑)…。少しでもそのビビりを解消し、技能教習がスムーズになるように、アドバイスできればと思います。
狭すぎる…車で通れる道幅あるのかな?実はけっこう…。
このページを見ている方は、きっと「次の時間は狭路通行なので予習しておいてね」と指導員に言われた方、「今日狭路の練習だったけど難しくて…」という教習生の方が多いと思います。
実際に教習所の狭路を通行した経験のある方は分かると思いますが、「実際運転席からみるとすごく狭い道…」と唖然とします。でも、実際には車幅の約2倍の道幅があるのです。まずはこの現実を理解する事です。あとは、その他のコツを分割して見てみましょう。
安心できる速度で、ゆっくりと!
AT車ならクリープ現象をブレーキでコントロールして、「歩く速度」を保ちましょう。またMT車の場合は、エンストしないように多少のアクセルを保ちながら半クラッチで低速をキープしましょう。何よりもまずは速度調整ができる事が大前提です。だって、例えばあんなに狭い道を40キロで走ったらパニックですよね。まずはパニックにならないような余裕・時間を自分につくる事です。それでこそ色々な知識やコツを考えながら運転できるわけです。
車両の幅、タイヤの位置を捉える!
教習車両の一般的は車幅は約1.8Mです。皆さん、両手を真横に広げてみてください。人によりますが、概ね「自分の身長よりも大体一緒か少し長い」らしいです。体格によりますが、1.8Mの車幅よりも少し短いくらいではないでしょうか?そう考えたら、車の幅は人間がイメージできる範囲だと思います。車は大きい!と言って怖いイメージが先行しますが、実は我々の両手を広げた幅よりも少し大きいくらいなのです。
また、タイヤの位置も自分がイメージしている場所よりも、もっと手前(自分寄り)についています。全くイメージがつかない場合は指導員に相談して、実際に車を降りてタイヤの場所を確認して、現実を目の当たりすると分かり易いですね。
また自動車の特性である「内輪差」を考慮して、なるべく「外側」を通行して、後輪を脱輪させないようにしましょう。
ぶつかりそうな時は無理をしない!
「あー、ぶつかるかも~?!」と言いながら、教習所のポールに激突する人がいます(笑)。マジです。冷静に考えれば「いやいや、無理しなければ良いよね」と分かります。ですが、「イチかバチか!すれすれで通り抜けれる…」という運任せ運転は将来怖いですよね(苦笑)。「これはぶつかるかも…」と思ったら無理をせず、バックしてやり直しましょう。これを「切り返し」「やり直し」と言い、教習所でも練習をします。このテクニックは、ずっ~とお世話になるはずです。ぶつかりそうな時はあっさりと負けを認めてやり直す潔さが、狭路を安全に通過する事、また将来の事故を防ぐ秘訣になります。
まとめ
文章でお話ししても、なかなか伝わりにくい部分が多くあります。ですので、このブログは「頭の中の片隅の知識」として置いてください。実際に狭路通行の時に、その都度その都度アドバイスがもらえますので、それに従って身体で覚える事が一番良いと思います。また、youtubeにもたくさん動画がUPされていますのでそれも参考にしましょう!
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