普通免許を取得するために教習所に入校すると、様々な授業があります。大きく分けると「学科教習」と「技能教習」です。今回は「学科教習」の教程番号2「信号に従うこと」について、ざっくりとご説明します。
学科教程2「信号に従うこと」をまとめてみよう!
「信号に従うこと」・・・これを聞いて皆さんはどう思いますか?
「そんなの当たり前じゃんww」、「信号の意味分からない人いるの?」、「子供のころ習った。青は進め、黄色は注意して進め、赤は止まれでしょ。」
このように思った方も多いと思います。ただし、これから運転者になる皆さんはさらに深く知っていく必要があるのでここでポイントを整理したいと思います。
信号の種類と意味
そもそも道路交通の中のにおいて信号っていくつの種類があるのでしょうか?
皆さんが「パッ」っと思いつくのは「赤、青、黄色」の信号や歩行者用信号、点滅信号などでしょうか。
他には矢印など多々ありますが教習生がよく問題で間違えるところとしては「警察官等による手信号」があげられます。電気で光っているものだけが信号というわけじゃないのですね。
では、意味はどうでしょう?
「子供のころ習った。青は進め、黄色は注意して進め、赤は止まれでしょ。」
これは道路交通する上で正しいのでしょうか。答えは否です。深くは省きますが例えば黄色は一言でいえば「止まれです。」
信号を守る意味は?
この問いに皆さんどう思いますか?
「そんなの事故を起こさないためだよ。」と、皆さん言うでしょ。大正解です。
ですがそれ以外にも重要な意味がありますね。皆さんは赤信号に近づいてきた車はどうすると思いますか?それは「止まる!」と思うのではないのでしょうか。その車の運転者がどんな性格で、どのくらい経験、知識があり、どこを見ているかもわからないのに行動の予測ができる。それは「信号(ルール)を守る」ことが前提であり、同じ知識を共有できているからこそ、見ず知らず人たちが混在する状況でも、円滑な交通が成り立つのです。
間違いやすい問題(〇✖問題)
問題:走行中前方の信号が青色から黄色変わったので赤色に変わる前に加速して通過した。
答え:✖
原則黄色は止まれです。安全に停止できない場合は通過できますが「赤色に変わる前に行け」ではありません。
まとめ
交通事故の多くは交差点で起きています。信号の意味をしっかり把握し行動することが安全、円滑な交通には必要不可欠です。
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