皆さん、明けましておめでとうございます!今年も一緒に教習所の学科教習をまとめていきましょう!
ところで、おせち料理を食べましたか?何が好きですか?(いきなり 笑)
私は、伊達巻に目がないのです!
あの甘くてフワフワの、黄色の、グルグルを見ると…、すぐに手が伸びちゃうんです(;^ω^)
お!!運転と一緒ですね!
え?何いってるの?
伊達巻を見た⇒美味しそう!食べよう!⇒伊達巻をつかむ
この流れと
赤信号を見た⇒お!止まらなきゃ!⇒ブレーキを踏む
どうでしょうか?(笑)
という事で、今回は人間の能力が運転とどのように関わり合いがあるか、のお話になります。
※大袈裟な表現ですが、そんなに難しい話はできません!
認知・判断・操作
先ほどの説明の通り、我々は伊達巻を食べるかの如く、運転を行っています。
赤信号を見た⇒お!止まらなきゃ!⇒ブレーキを踏む
を、今回の学科的に表現すると…
①認知:目や耳で情報を取ること(赤信号を見た)
②判断:次の動作を決めること(止まると判断)
③操作:手足を動かすこと(ブレーキを踏む)
となります。
ですので、運転をしている時は、「認知・判断・操作」を絶え間なく繰り返しているのです。
この「認知・判断・操作」のどこか一つ、もしくは複数ミスを起こすと事故の原因になります。
反応時間
認知から操作に至るまでには、多少なりとも時間がかかります。
この時間を反応時間といいます。
反応時間は平均1秒かかるといわれています。
この反応時間を考え「いざという時のために、ブレーキを用意しよう」などの準備が大切になります。
運転者の視覚
私たちは視覚、つまり「目」から、多くの情報を得ています。
視力検査はやったことがありますよね。あれは静止した一点を注意して見た視力「静止視力」になります。
その集中して見ている一点から、左右10度ズレただけでも視力は著しく低下します。
見えていそうで、実はあまり詳細には見えていない部分もあるのです。
ですので情報が多い道、例えば歩行者が多い道路を通行する時などは、一点に集中せず常に目を動かし、たくさんの情報を収集しないと、人の動きが予想できなく危険な場面にでくわすかもしれません。
また、「順応」と言う言葉があります。
目が明るさや暗さに慣れるということです。部屋の電気を消すと、しばらくは見えにくいですが、時間が経つと見えるようになりますよね。暗さに慣れる事を「暗順応」、明るさになれることを「明順応」と言います。
トンネルの入口・出口でこの現象に遭遇します。
学科試験でもよく出題される言葉ですので、覚えておきましょう。
速度と距離
普段の生活の中では、「あ、あの車、速度100キロくらいでてない?」、「1メートルくらいの細い道があって…」など、速度や距離は、自分の感覚で判断することが多いですよね。
ですが、人間の感覚は必ずしも正確ではありません。体調によって、また目の錯覚で、大きく見誤る事があります。
自動車を運転してる時は、こまめに速度計を見るなど、感覚や勘に頼らない運転をすることが大切です。
認知・判断・操作に影響をおよぼす要因
疲労
疲労は注意力の衰えや眠気などにつながります。
少しでも疲れを感じた時は、無理に運転を続けなくていいように時間に余裕を持つようにしましょう。
目安として、運転2時間に一回は、休憩をとりましょう。
飲酒
飲酒運転は絶対ダメなことは皆さん知ってますよね?
アルコールの影響で自制心が麻痺したり、判断力が鈍ったりすることがあります。
このような状態で、運転して大きな事故を起こしてします方もいます。
「飲むなら乗るな、乗るなら飲むな」、当たり前ですが、絶対に守りましょう!!
まとめ
今回は運転者である我々の「人間の能力」についてみてきました。
最近は自動ブレーキシステムなど、運転のアシスト機能が多く開発されています。
ですが、運転者である「人間の能力」を超えてしまえば、自動車を制御できずに危険な場面を作りだしてしまう可能性があります。
「己を知る事」が大事なのですね!!
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