「運転免許をとりたい!で、どれくらい勉強すればいいの?」素朴な疑問ですよね。
今回は、教習所で普通自動車免許を学ぶ時に、必要な受講時限数をお話しいたします。※他の車種については目次をみてくださいね。
教習所の受講内容は、大きく分けると「学科」と「技能」の二つの教習がある!
ざっくりいうと教習は「学科」と「技能」に分かれます。後述しますが、それらの教習の合間にテストもあります。「どれくらい内容を理解できたか?運転の技術は上達しているか?」等を測定し、自分に不足している部分、習得している部分を明確にして、次のステップに活かしていきます。
学科教習
まずは、学科教習。簡単に言うと「椅子に座って指導員の講義を聴き勉強する」事です。普通自動車では合計26時限(1時限は50分間)の受講が必要です。※このうち「応急救護教習」については免除条件もあります。詳しくは受付にご相談ください。
第1段階(場内教習)で10時限、第2段階(路上教習)で16時限の受講が必要です。※各段階の学科を受講した後に「効果測定」と言う模擬テストがあります!
一般的には学科教習は予約不要で、各教習所でつくる「学科予定表」を確認して、自分の聴きたい学科教習の部屋に行き、受講します。また入校予約時のプランによっては、「〇月〇日のこの時間に学科〇を受講して下さい」など、スケジュールが指定されている場合もあります。
技能教習
「運転に必要な技能を自動車や、模擬運転装置などを使って教習をする」事が技能教習になります。技能教習には最短教習時限数と言うのが決められています。つまり「順調に技能教習が進めば最短時限で終了」、「技能がうまくなければ最短時限+α時限(いわゆる補習)」となります。希望の免許種類で最短時限数は変わります。
MT免許(マニュアル):第1段階15時限 第2段階19時限
AT免許(オートマ) :第1段階12時限 第2段階19時限
各種試験もある!
ここで幾つか試験をお話ししましょう。試験ですので当然合格・不合格があります。緊張しますが、落ち着いて練習の成果を発揮しましょう!
1 学科教習効果測定:学科教習の各段階後半に実施される「効果測定」。これは、学科教習の内容を理解し、習得されているかどうかを判断するものです。第1段階の効果測定は50問、第2段階は95問あります。
2 修了検定(第2段階の路上教習前の技能試験):教習所のコース内で、今までの練習の成果をテストします。
3 仮免許学科試験(路上教習前の筆記試験):50問の筆記試験です。第1段階で勉強した知識が身についているかのテストです。
4 卒業検定(第2段階が終わり卒業前)教習所で学んだ技能が身に付いたかをテストします。
番外編 教習所を卒業すると「卒業証明書」がもらえます。その卒業証明書をもって免許センターに行くと「本免許学科試験」だけが最終試験となり、合格すると免許証がもらえます。
他の免許の教習時間は?
希望免許が違うと、教習時間は変化します。ここでご案内した教習時限数は2020年1月時点の普通自動や免許の教習時限になります。自動車の性能向上や、様々な制度の改正などで、教習の内容や時限数が変化することがあります。
ほかの教習時限に関しても、こちらを参考にしてください。
ja.wikipedia.org
まとめ
「試験があるなんて緊張する!受けたくない!!」と思う方もいるでしょう。でも、どれくらいの技量が必要か、知識が必要かは、客観的に判断しないといけないですよね。教習所でしっかり学んでこそ、安全運転ができるはずです。
「無免許運転で事故を起こして逃走した〇〇容疑者は…」なんてニュースも良く耳にしますよね。「勉強しなくても、操作ができればいい!」と思っていたら大間違い!同じルール・知識だから安全が保てるのです。スポーツも当然ルールがあり、違反・反則した人は追放されます。
謙虚に勉強しておけば、試験も怖くないですよ!心配ならいつでもご相談してください。それが教習所のお仕事ですから!!
新潟県公安委員会指定 水原自動車学校
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